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子育てハンドブックプロジェクト

2019/02/05

市が発行している「子育てハンドブック」をママたちの手でつくろう!というプロジェクト。リサーチやデザイン検討など、新しい冊子づくりに取り組んでいる皆さんにインタビューしました。


(左から)四元さん、池田さん、山下さん、山岡さん(土岐市役所)

―このプロジェクトがはじまるきっかけ、あるいは皆さんがラボに参加したきっかけを聞かせてください。

池田さん

私は、子育てを通してできたママ友たちとチームをつくり、テラスゲート土岐で年に2、3回「Tokigaoka Market(トキガオカマーケット)」というイベントをしています。若い世代、子育て世代のネットワークを活かし、土岐市を盛り上げたいと始めたイベントです。飲食物関係だけでなく、手づくり雑貨や体験ブースもあります。ママたちを筆頭に、自分たちで仕事をしている人たちが、自分たちの特技を用いてイベントを開いてるのが特徴です。このラボに参加したのは、ここでの出会いや経験が自分たちの活動にもつながるのでは、と思ったからです。

山下さん

私は、ハンドブックに対する山岡さんの愛かな(笑)土岐くらしのラボの話し合いで山岡さんと同じテーブルになったのですが、ハンドブックづくりに参加してもらいたいというラブコールに負けました(笑)そのままハンドブックづくりの実行委員にもなっています。

山岡さん

私は子育て支援課で子育てハンドブックづくりに関わっているのですが、これまでのハンドブックは、行政が伝えたい情報を一方的に伝えるだけになってしまっていると感じることもあったんです。今回のラボではママたちが多く集まっています。そこで、ママたち自身に、自分たちが使い勝手のいいと思うハンドブックをつくるお手伝いをしてもらいたい、ママたちの目線を取り入れたハンドブックをつくりたい、というのが私の想いでした。

 

―メンバーに強い想いのある職員がいるのは心強いですね。このハンドブックに対する思いを聞かせていただけますか。

池田さん

私の子どもは小学校中学年なのですが、まだ子どもが小さい頃は「ない」のが当たり前だったように感じます。例えば、トイレにオムツ台がないのは当たり前でしたし、児童館には子ども用のトイレだけがあり大人用がないのが当たり前でした。でも今のママたちの世代は「ある」のが当たり前の時代になっています。公民館や児童館は以前よりずいぶん過ごしやすい場所になっているんです。ただ、まだそのことを知らない人もたくさんいます。今回のハンドブックでそのことが伝わり、もっと児童館や公民館に遊びに行きたいという人が増えるといいなと思います。交流も増えますし、ママたちにとっても嬉しいのではないでしょうか。

 

ーハンドブックづくりを進める中で困っていることはありませんか。

山下さん

これまでは手探りというか、不安を抱えたままとにかく進めてきたという感覚もありましたが、最近ようやく見通しが持ててきました。というのも、アンケート集計をしたり、公園のトイレの数を数えに行ったり、実際に動き続けることで、このハンドブックの方向性が少しずつ見えてきたからです。それまでは正直、毎回不安な気持ちはありました(笑)

 

ーこのハンドブックがどんなハンドブックになったらいいですか。

山下さん

ハード整備はすぐにはできないんです。費用もかかりますし、きっとこれからもあまり状況は変わらない。なので、このハンドブックができたからといって、土日に雨でも過ごせるところが増えるということではないんです。どこに行っても洋式トイレがあり子どものトイレもある、となるわけではないのですが、このハンドブックがあることで、「土岐ってそんなに悪くないんじゃない。」「何とかやろうとはしてるね!」など、少しでも前向きな気持ちをお母さんたちに持ってもらえると嬉しいです。
市外から嫁いで土岐市に来た人が孤独な思いや、切ない思いをしているという話も聞きます。ると聞いています。私は、生まれも育ちも土岐市ですが、そういう人たちがこのハンドブックを読んで、まちが自分たちのことも見てくれていると、明るい気持ちになってもらえるといいなと思います。
ただ、今回改訂してもその2年後にはまた改訂のタイミングがきます。次の改定のときにはどんな体制で進めるんだろうと、まだ今回のものを産み出してもいないくせに、次の冊子を育てる心配をし始めています(笑)

池田さん

今回の進め方を通じて、子育て支援課とママたちとの協働体制が生まれたらいいですよね。

山岡さん

以前から、こうして市民の方々が集まって話し合う機会ができるといいなと思っていました。多治見市のファミサポのように、土岐市でも行政と市民が協働して、子育て支援に取り組んでいけたらと願っています。今後のハンドブックも今と同じように、ママたちと一緒につくれたら嬉しいです。